制作会社からテレビ局への「売り込み用」として作られるパイロットフィルム、続いてマグマ役:魚澄(クレジットでは「魚住」)鉄也氏が素顔で演じる「パイロット第1話」です。
原作者の手塚治虫氏は「被り物を使わない」この演出を大変気に入っていた、と鷺巣富雄(うしおそうじ)氏は述懐しています。
本編も「素顔に金粉」の演出を予定していたものの、「汗で流れ落ちてしまう」などのトラブルにより、「やむなく」マスクを被ることになってしまったそうです。
マグマのマスク造形も素晴らしいものでしたが、手塚氏もお気に入りだったという「魚澄マグマ」をお楽しみいただければ幸いです。
なお、8:25 の翼竜(設定上は「始祖鳥」)のアニメーションは政岡憲三氏の作画であることも、うしおそうじ氏は証言しています。
また、18:26 赤いベストに野球帽の少年は「星飛雄馬」「アムロ・レイ」役でおなじみの古谷徹さんです。これがデビューだったとか。声がずいぶん違いますね。
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2024.8.28 追記:マグマ役・魚澄鉄也氏による撮影秘話(トークショー)はこちら。
https://youtu.be/wVE_GTf2svo?si=WbPW96TZ7p4W_T4Q
ぜひご覧ください。