各国との関税交渉を続けるアメリカのトランプ大統領は9日、どの貿易相手国に対しても一律で最低10%の関税は維持すると述べました。
トランプ大統領「最低10%が基準で、40%、50%、60%と高くなる場合もある」
トランプ氏は、「アメリカに対して特別なことがあれば例外もあり得る」とした上で、「基本的に最低10%の関税は課す」と表明しました。8日には、アメリカが貿易黒字となっているイギリスとの関税交渉でも、10%を維持していて、日本にも同様の対応をとるとみられます。これに対して青木官房副長官は、日本政府として引き続き全ての関税を撤廃するようアメリカ側に求めていく考えを強調しました。
青木官房副長官「(相互関税)10%も含めて全部撤廃してもらうというのが基本的な内容なので、そういった方向でこれからも働きかけをしていきたい」
こうした中、アメリカと中国の両政府は10日、スイスで関税措置を巡る閣僚級協議を開きます。トランプ氏は協議に先立ち、「対中関税は80%が正しそうだ」と追加関税の引き下げを示唆していました。
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