※収益化対策の為、再作成しています
新型コロナウィルスの流行が続いていますが、人類と感染症の闘いは昔から行われてきました。日本においても、幕末から明治にかけて大流行したコレラがあり、30万人を超える犠牲者を出しました。
近代国家を建設し始めたところで起こったパンデミックを、さまざまな試行錯誤を繰り返しながら先人たちは克服していきました。
現代のロックダウンやまん延防止措置のようなことも行われ、様々な悲喜劇が発生した明治10年からのコレラ対策の歴史を開設します。
Twitter:https://twitter.com/S29gY
詳しく知りたい方へ:「近代日本の感染症対策と地域社会」
https://amzn.to/3p24ZTn
<目次>
00:00 オープニング
01:12 コレラとは
03:45 明治の医療政策
06:20 明治10年のコレラ流行
09:43 明治12年のコレラ流行
15:27 整備された衛生体制と明治15年のコレラ流行
20:16 明治19年のコレラ流行
22:24 近代水道の完成
23:55 その後のコレラ流行
24:36 エンディング
<参考文献>
柴山五郎作『日本伝染病小史 : 附・十九世紀戦疫小史』医海時報社 1912
内務省衛生局『明治十年 虎列剌病流行紀事』内務省衛生局 1877
内務省衛生局『明治十二年 虎列剌病流行紀事』内務省衛生局 1879
内務省衛生局『明治十五年 虎列剌病流行紀事』内務省衛生局 1882
内務省衛生局『明治十九年 虎列剌病流行紀事』内務省衛生局 1886
内務省社寺局・衛生局編『虎列剌予防諭解』加藤万作 1880
労働省編『労働省史』厚生労働省 2001
上林茂暢「公衆衛生の確立における日本と英国-長与専斎とE・チャドウィックの果たした役割」『日本医史学雑誌 第47巻4号』日本医史学会 2001
西村明「近代日本におけるコレラの流行と宗教」『宗教研究 95巻2号』日本宗教学会 2021
FUESS Harald 「Informal Imperialism and the 1879 Hesperia Incident : Containing Cholera and Challenging Extraterritoriality in Japan」Japan review 2014
永島剛「横浜における海港検疫―1879年コレラ流行と日英論争―」『比較都市史研究 40巻』比較都市史研究会 2021
国立感染症研究所:コレラとは
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ra/gonorrhea/392-encyclopedia/402-cholera-intro.html
明治12年のコレラ流行~真岡地域を中心に~
http://www.city.moka.lg.jp/material/files/group/32/2021rekishi2-2.pdf
東京都水道歴史館:東京水道の歴史
https://www.suidorekishi.jp/pdf/s_history.pdf
東京都水道歴史館デジタルアーカイブシステム
https://www.ro-da.jp/suidorekishida/content/detail/P0069_008_04
記載のない絵/写真についてはWikipediaより引用
#災害史 #感染症 #コレラ #歴史