寒さも物価高も厳しいきょうこのごろ。温泉に入って、おいしい鍋を堪能して税込み1000円!耳を疑うような価格のキャンペーンが、いま、大山にある日帰り温泉施設「豪円湯院」で行われています。思い切った価格設定、そのわけとは?
標高750m、大山の中腹に位置する日帰り温泉施設「豪円湯院」。
今、温泉と鍋がセットになって税込み1000円ポッキリのキャンペーンが行われています。通常の入浴料が790円なので、プラス210円で食事まで楽しめるという破格の設定です。
澤田祥太記者
「最高じゃないですか」
地下1200メートルからくみ上げた源泉は抗酸化作用があり、疲労回復などに効果があるそうです。
そしてなんといってもこのロケーション。大山の自然を目一杯感じながら入る事のできる露天風呂。この時期は雪見風呂となり、あったまりながら白銀の世界を楽しむことができます。
支配人「いま42度です」
記者「ちょうど良いですね。」
支配人「ちょうど良いですよ」
温泉を満喫した後は…野菜たっぷり、プリップリのモツが入った「スタミナモツ野菜鍋」。
鳥ガラベースのスープにラー油を使った肉味噌をふんだんに入れた「スタミナ豆乳坦々鍋」
もちろんどちらも豪円湯院特製の豆腐が入り、大山町産こしひかりのご飯も付いている贅沢な1品。
温泉で活性化された胃袋に熱々の鍋。これまた、たまりません。
選べる鍋と、雪を見ながら入ることのできる温泉がセットになって1000円。やはり、やりすぎ安すぎでは!?
豪円湯院 谷川智支配人
「圧倒的なお得感をそこにつけたい、じゃあ1000円で良いんじゃないか、そういった流れで」
大山寺参道にある豪円湯院には、この時期、ウィンタースポーツや冬山登山を楽しむ人が訪れますが、それ以外でこの場所まで来るのは腰が重いという人も多いとか。そうであれば、他にはできない圧倒的なサービスをして、それでも来てくれるお客様に喜んで頂きたいというのが1つ理由だと支配人は話します。
とはいえ、お客さんの入りが少なければいっそ冬はクローズした方が経営的にはプラスになるそうですが、それでも営業するのにはこんな思いがありました。
豪円湯院 谷川智支配人
「冬の大山を使われるお客様がいる以上はそこに並走する形でうちはあるべきだと思っているので、地域貢献のためにもうちを閉めるわけにはいかないと思ってやってます」
廃業した旅館を改装してオープンした豪円湯院。大山寺参道の賑わい、地域の活性化のために、その心意気の現れが今回のキャンペーンでもあるというわけです。
豪円湯院 谷川智支配人
「大山見上げた時に、なかなかここに車で登っていくのかっていうのが難しいかなとは思うんですけど、来ていただいたら、お風呂やお食事だったりとかでしっかり楽しんでいただける準備はしておりますので、是非来ていただきたいと思います」
お得な価格で楽しめる温泉と鍋。冬の大山で1度体験してみてはいかがでしょうか。
【BSSニュース】
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