1000年以上続くと伝えられる伝統の祭り「豊橋鬼祭」が2025年2月11日、愛知県豊橋市の安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)で開かれました。
東三河に春を告げる「豊橋鬼祭」は、国の重要無形民俗文化財に指定されている祭りで、2日目の11日、荒ぶる神・赤鬼を天狗が懲らしめようとする「赤鬼と天狗のからかい」が行われました。
天狗に敗れた赤鬼が神社の外へと逃げ出すと、“お詫び”の印としてタンキリ飴と白い粉をまき散らし、あたりは一面真っ白になりました。
この粉をかぶって飴を食べることで、厄をはらい、夏に病気をしないと言われています。
参加者ら:
「にぎやかで楽しいですね」
「タンキリ飴、3つ取れました。粉々になったけど、すごい楽しかったです」
「いい年になると思います」
「こんなに真っ白になるとは思わなくてびっくりしました。健康に過ごせそうです」
豊橋鬼祭は11日深夜まで行われ、赤鬼が町内をめぐり街を白く染めていきます。
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2025年2月11日放送