国民民主党の玉木雄一郎代表は、フジテレビの「日曜報道 THE PRIME」に出演し、石破首相が自民党の新人議員15人に1人10万円分の商品券を配った問題について、「『石破お前もか』となっているところが国民の期待も裏切っている」と厳しく批判した。
玉木代表は、この問題を最初に聞いた時の印象を「残念でしたね。党内野党として今までの自民党とは違う、石破さんなら政治とカネの問題払拭（ふっしょく）できるんだという期待の中で生まれた総理なんですけど、『石破お前もか』となっているところが、国民の期待も裏切っている」と語った。
一方、番組に出演した自民党・細野豪志政調会長代理は「申し訳ないという気があるのが率直な思い。なんでこの時期にという思い」と、総裁選で石破首相の推薦人となった自身の立場、そして今、政治とカネ改革の議論が進む中での胸中を語った。
さらに玉木代表は、石破首相が国会の政治倫理審査会で弁明すべきだとの考えを強調、石破首相の責任など今回の問題について橋下徹らと議論した。
また番組では、石破首相の事務所から商品券を受け取った15人の自民党新人議員にアンケートを実施、9人から回答があったが、「お土産とのことでしたが、高額であることを理由に返却いたしました」など返却した理由についての回答を紹介した。
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