1:24 上野発
5:40 日暮里発
7:51 三河島発 (序章・低速重低音)
11:25 南千住発 (つくばEXとの出会い)
13:35 北千住発 (最高速へのいざない)
15:40 綾瀬付近 (最高速の果て・彼方へ)
16:20 ※録音中の「最高時速」へ到達
22:35 松戸発
24:30 馬橋新松戸 (再び彼方へ)
31:10 柏着 (宗次郎と特急。潰れた代々木ゼミナール柏校)
35:30 我孫子着 (唐揚げそばとMAXコーヒー)
41:00 利根川 (母なる、大いなる利根川)
常磐線快速103系。
音と迫力。
国鉄形車両の雄叫びをお聞きください。
上野駅。
堂々たる東京の北の玄関口。
発着する東北本線。高崎線。地下には日本の動脈たる新幹線。今日も伝統たる上野駅発着の列車郡がある。
常磐線。
濁音の響きが多い、独特の存在を醸す路線。
11・12番線に発着する「常磐線 快速電車」は、この駅で最も威厳のある「5行表示式の大型発車案内標」に表示されることのない「脇役の快速電車」であった。(現在は改善)
北千住までは序章が続くが、複々線区間に入ると列車線を行くために、過酷な高速運用を強いられる。
綾瀬~亀有で幼少期を過ごした筆者にとって、103系の騒音は日常であった。
K点超えの「爆音」は、時に人間にやる気やエネルギーを与えるが、騒音による沿線民への迷惑は甚だしいものであった。
たとえば沖縄県では、米軍基地周辺の騒音や、民間機の低空飛行に伴う騒音が、幼児精神不安定に影響することが学術的に証明されている。翻って常磐線快速沿線でも、同様の結果をもたらさなかったか。
受け手によっては暴力的な103系の騒音。
しかし、逆境におけるやる気、熱意、真摯さ、限界へのあくなき挑戦、毎日の高速運転を習慣としている様子など…人間の社会生活にとって、いくつかの重要な示唆がある。
40分の命を全うする「103系快速電車」を、お聞きいただければと思う。
※写真は参考程度。必ずしも走行区間・時間帯とマッチしていません。
2003年にMD録音
【常磐線快速 103系 おすすめ動画!】
JR常磐線103系快速 力走6連発+α
https://www.youtube.com/watch?v=zJgNIRVcWdc
常磐線快速103系 通過編(15両編成)
https://www.youtube.com/watch?v=PFJbZKqEHOQ
爆走!常磐103系
https://www.youtube.com/watch?v=pq0cHeqI01M