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シニア夫婦と犬1匹が自作キャンピングシェルで行く沖縄車中泊旅行記1フェリー編

DIYをめぐる冒険 4,358 lượt xem 2 days ago
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自作軽トラ用キャンピングシェルで長期車中泊旅行をしました。行き先は沖縄。あまりお金をかけずに日頃できないことをしたい。この歳になっても毎日が初めての体験。まさに冒険の旅でした。でも帰ってきた今思うのは、本当に行って良かったなあ。楽しかった。見たことのない景色があった。そして、もっともっといろんなところに行きたくなった。まだまだ楽しむぞ。残り時間はそれほど多くはないけどね。

2024年11月25日から12月20日までシニア夫婦と犬一匹で沖縄へ車中泊旅行に行きました。
11月25日の夕方に京都を出発して山陽道、途中パーキングエリアで車中泊しながら九州縦貫道を経て鹿児島を目指し925Km走って鹿児島新港まで行きました。鹿児島新港からマルエーフェリー(運転手と軽自動車+大人1人=93930円+ペット1570円)で沖縄の本部港に着きました。
海は大荒れで条件付き運航でした。(途中いくつかの島に行きますが悪天候のため最悪の場合那覇までノンストップで行くということもあり)前回北海道に行ったとき船酔いでひどい目にあったので、今回はトラベルミンを飲みました。北海道より船が揺れましたが、全く船酔いしませんでした。トラベルミン、おすすめです。
ペットルームに預けたあずきに何回か面会し、餌をやり散歩してトイレも済ませて25時間かけて無事に本部港に着きました。あずきは長時間ペットルームのケージで過ごしましたが元気で体調をくずすこともなかったです。

このキャンピングシェルは2019年、かれこれ5年前に製作したものです。でもコロナが流行ったり、喫茶店の仕事があったりで、それほど旅行に出ていない。でももう喫茶店もやめたのでこれから残りの人生は、これまでできなかったことを思い切りやって楽しみたい。お金はそんなにないけどね。保護犬のあずきも居るしホテルに泊まることもなかなか難しい。だからキャンピングシェルを作った。
我々夫婦は同い年、昭和34年、1959年生まれ。今年66歳になるシニア。大したことはできないかもしれないが、それでも日常ではありえない冒険旅行に出るのだ。車中泊をめぐる冒険。フェリーの予約や年末までには帰るなど大まかな計画はあるが、時間に追われることもなく焦ることもなく風の向くまま気の向くままに旅をする。毎日、明日やその日の行き先を考える。行く先々が気に入ったならそこでゆっくりする。時間が押してくれば次の目的地には明日行けばいい。家に帰る日が遅れても誰も困らないから。京都を発ち、1600km。雨と風と波と光を浴びながら走り抜け、ついに沖縄の地を踏んだ。フェリーの揺れもまだ体に残るがそれすらこれからの旅の期待の鼓動のように心地よい。
ここから始まるのは、20日以上にわたる気ままな車中泊の旅。海沿いの道を走り、静かな入り江で朝を迎え、亜熱帯の森に足を踏み入れ、島々をつなぐ橋を渡る。夜は満天の星を天井に、潮騒を子守唄にして眠る。どんな風景が待っているのか、どんな出会いがあるのか
ここに居る誰もがまだ知らないシニア夫婦と一匹の冒険の物語。けれど確かなのは、この旅のすべてが心に刻まれ、終わる頃には新しい自分たちに出会えるということだ。
暖かい風が頬を撫でる。さあ、沖縄の旅の始まりだ。


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