相模鉄道では横浜駅西口の商業施設「相鉄ジョイナス」が開業50周年に達したことを記念して、11000系電車1本の前頭部に旧5000系電車をイメージしたラッピングが施されました。
横浜寄りのヘッドマークは「おかいもの電車」となっており、これは沿線から横浜駅西口への誘客を図るため1957年頃から「準急」が設定され、1960（昭和35）年11月にそのうちの1往復がヘッドマーク付きの「おかいもの電車」となったものです。のちに準急は急行に名称が変わり、神奈川県央地区と横浜駅を結ぶ主力となったものの、抜本的な運行形態の変化に伴い本年3月のダイヤ改正で消滅となりました。
海老名・湘南台寄りのヘッドマークはデザインが同じながら「YOKOHAMA ドッチモ定期」で、これは新横浜～西谷間を含む交通系ICカード書き込み型の通勤定期乗車券で横浜～西谷間も乗れるサービスとなっています。
ラッピング期間は11月3日～12月下旬までとなっています。