米国務省は2025年1月2日、総額36億4,000万ドルで1200発相当の中距離空対空ミサイルAIM-120 AMRAAMを日本政府に売却する承認を下しました。
米国務省は日本政府が要請していたAIM-120D-3およびAIM-120C-8先進中距離空対空ミサイル(AMRAAM)および関連機器を含む推定費用36億4,000万ドルでの対外有償軍事援助を承認する決定を下しました。数にして最大1200発のAIM-120空対空ミサイルが売却されます。
日本は1990年代からAIM-120 AMRRAMを購入、試験的に運用していましたが、第5世代ステルス戦闘機F-35の購入・配備が決まるにあたり、F-35のウェポンベイに国産の99式空対空誘導弾(AAM-4)が搭載できない事が分かり、F-35用の兵器として、AIM-120の本格輸入が始まりました。2014年12月に3300万ドルで17発、2017年10月には1億1300万ドルで56発、2019年5月に3億1700万ドルで160発、2020年8月に6300万ドルで32発、2022年7月に2億9300万ドルで150発、2023年12月には2億2400万ドルで120発のAIM-120の輸出が承認されています。これと比較すると今回の1200発の規模の大きさが分かります。
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