【吉川英治】
【作品紹介】
筆者が43歳の時執筆。朝顔栽培が流行した江戸での朝顔の胚子（たね）が引き起こす事件と、二つの恋のお話。（父の恋、息子の恋）
初出/「婦人倶楽部」昭和11年6月。
★もし漢字の読み間違い等が見つかりました時は、私からすぐ概要欄にてご報告いたします。😊
★聴いてくださり、心より感謝申し上げます。ありがとうございます！
★主な登場人物
大村鳳斎・・・・蘭方医。
大村陽之助・・・鳳斎の息子で蘭方医。
島田為彦・・・・大村鳳斎の弟子。
鷹松五郎太・・・朝顔園を経営している。
呉羽・・・・・・鷹松五郎太の養女。
渡邊勘四郎・・・南奉行所の同心。
平六・・・・・・南奉行所の目明かし。
★用語集
１
更紗（さらさ）・・・・人物・花鳥などの連続模様を色々の色で織り込み、または型染めした綿布（絹布）。
目明かし・・・江戸時代に諸役人の手先になって、私的に犯罪の捜査、犯罪者の逮捕を助けた者。
６
同心・・・・・江戸幕府で、与力の下についた下級武士。
９
労痎（ろうがい）・・・肺結核。
１３
三下（さんした）・・・ばくち打ちなどの仲間で、身分が一番下の者。
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