新古今和歌集をはじめ、数々の勅撰和歌集の編纂に関わり、小倉百人一首も撰ぶなど、和歌の第一人者として歴史に名を残した藤原定家。
一方で定家は、藤原道長に連なる貴族として、朝廷での出世を第一に考えており、和歌も出世のための一つの武器として活用していました。
九条兼実、後鳥羽上皇など、時の権力者に和歌の才能で気に入られた定家は、承久の乱で縁者が権力を手にするなど幸運にも恵まれ、御子左家として息子とともに出世を重ねていきました。
源実朝とも交流を持ち、実朝が歌人として大成するきっかけも作っています。
今回は、後鳥羽上皇、源実朝とも深い関わりを持った歌人、藤原定家の生涯について紹介します!
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参考文献
五味文彦『明月記の史料学』
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山本みなみ「北条時政とその娘たちー牧の方の再評価」『鎌倉』第115号 2013年
彦由三枝子「北条時政十三年忌小考(Ⅰ)ー『明月記』嘉禄三年正月廿三日条を中心に」『政治経済史学』第500号 2008年
坂井孝一『源実朝「東国の王権」を夢見た将軍』
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五味文彦『源実朝 歌と身体からの歴史学 』
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