1891年に起きた濃尾地震では、名古屋市内でも「震度7相当」の揺れで大きな被害が出ました。明治中期のこの地震は「大量に写真記録が残された最初の地震」でもあります。133年前に撮影された写真から見えてきたのは被害の実態、そして現代を生きる私たちへの教訓でした。名古屋大学の西澤泰彦教授とともに考えます。