【目次】
0:00 タイトル
0:25 キーワード
0:35 全体の流れ
===個人の行動===
①予測と回避
1:03 今いる場所の危険を予測する
1:36 危険を予測するから回避する
2:00 予測と回避に必要なもの
2:40 はじめに知識ありき
3:10 判断は知識と状況の組み合わせ
3:40 行動なくして回避なし
②バイアス
4:01 誰もが持つ考え方の偏り
4:40 正常性バイアス
5:01 集団同調性バイアス
5:39 あなたが率先避難者になる
③3つの「助」
6:09 自助・共助・公助
6:31 災害時には自助と共助が重要
6:58 まず自助、次に共助、そして公助
7:27 小まとめ
===社会の取組===
①環境の整備
7:54 法の整備が社会の土台
8:13 条例が定める安全な街づくり
②情報の伝達
9:03 人は情報で動く
9:13 防災・防犯の情報は早く届ける
9:42 情報は正確性や信頼性も重要
10:07 情報源は速報性×信頼性で吟味する
③安全優先
11:22 日頃から安全への意識を高める
12:01 防災と防犯の準備はいつでもできる
12:29 避難行動のタイムライン
13:02 連携がより強い安全意識をつくる
13:34 災害時に支援を必要とする人
14:09 小まとめ
14:32 全体のまとめ
以下のURLにこれまでの動画で使用したスライドのデータがあります。ご活用ください。
https://drive.google.com/drive/folders/1aIjjlfZQuDrsSr-dCvKdQaSS3z1Ee0ml?usp=sharing
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動画の意図
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この動画は「安全な社会の形成」という単元のもと、個人の行動と社会の取り組みがどのように安全な社会の実現に貢献するのかを学び、実践に移せることを目的としています。
そのために、キーワードを「1人の決断が、みんなの安全に」としました。
この動画に通底する考え方は、私たち一人ひとりが安全な社会を作る一員であることを自覚することと、自らの行動が社会全体の安全につながることの理解です。
そのために、危険の予測と回避の重要性を知り、バイアス(思い込み)が安全確保の障害になることを理解します。
さらに、「3つの助」(自助・共助・公助)の概念を学び、災害時の適切な行動を考えます。そこでは率先して避難できる行動力も身につけていくことも含まれています。
また後半では、社会の環境整備(法律・条例・防災インフラ等)が個人の安全を支えていることを認識し、情報伝達の重要性と信頼できる情報の見極め方を学んでいきます。
ここでは、近年問題となるフェイクニュースを取り上げ、信頼性と速報性という2軸のマトリクスで情報源を整理するという試みをおこなっています。
そして、社会には災害時に支援が必要な人もいるということを忘れずに、個人の安全を志向する行動が、社会全体の安全の鍵になるということをまとめとしています。
動画の最後には、「今、何ができるか」を考え、行動につなげることの大切さを伝えます。
総じて、一人ひとりの決断が社会全体の安全につながることを意識し、知識・判断・行動をもとに、安全確保のための実践的な力を身につけることにつながると考えます。