武骨者と知られる討九郎が「馳走番」に任ぜれた。断ろうとする討九郎に城主忠善は「考えあってのこと」と云い渡す。無愛想、口下手の討九郎に果たして馳走番が勤まるのか、忠善の真意とは……
【主な登場人物名等】
兼高討九郎(かねだか とうくろう)岡崎藩徒士組支配から馳走番となる
水野主馬(みずの しゅめ) 岡崎藩老職
水野監物忠善(みずの けんもつ ただよし) 岡崎藩主
拝郷源左衛門(はいごう げんざえもん) 岡崎藩老職
徳川大納言義直(とくがわ だいなごん よしなお) 尾張藩主
松之丞(まつのじょう) 兼高家家士
貝塚弥五郎(かいづか やごろう)兼高家家士
川越無右衛門(かわごえ むうえもん)岡崎藩徒士組番頭
聞く読書、作業用BGM、聞き流し等々……
少しでもお楽しみいただければとても嬉しく思います✨
底本:「あとのない仮名」新潮文庫 新潮社
1975(昭和50)年10月30日発行
初出:成武堂刊「内蔵允留守」所収
1942(昭和17)年3月
※表記、読み等は、旧字体、旧仮名遣い等対応できないもの、聞き取ることが非常に困難であるものを除き、底本に準拠いたします。
※この作品には、今日の観点からみると差別的表現と取られかねない箇所が散見しますが、著者自身に差別的意図はなく、作品自体の持つ文学性並びに芸術性、又著者が既に故人であるという事情に鑑み原文通りとしています。
【使用ソフト・機材等】
動画編集、動画、、BGM、画像:Power Director ・Pixabay
音声収録:Scarlett Solo Studio
音声収録・編集:WavePad・Audacity
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