写真集『Yoyogi Park,Shibuya-ku,Tokyo』(赤々舎 刊)を刊行した写真家 森本洋輔。
本作は、代々木公園にひとりで佇む女性に、ポートレートを撮らせてほしいと声をかけたことから始まった。
2006年から2023年にわたる撮影の中で、作家はやがて公園を出て、街という森に潜むひとりひとりと出会い、ポートレートとその場所の風景をカメラに収めていった。
時系列で並んだ写真は、歩いた道のように延びていき、カメラを介した一度きりの貌と景色が今に連なる。
「街の中、つづく時間と道をたどり、たまたま出会ったひとりを見つめる」。
17年にわたる撮影が生んだ時間と、写真集を編む時間はどのようにあったか。
見えにくいいまの、個の存在が刻まれた写真集について語る。
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