【技術士二次試験】今よりもシンプルな問題文(観点を要求していない)だった令和元年の建設部門必須の問題文2つを使って観点と課題を考えてみる。
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令和元年の問題文は「観点」を要求していませんが、問題文はシンプルです。
これを使って観点と課題を考えてみましょう。
建設分野における生産性の向上に関し解決すべき課題は以下です。
1. 労働力の観点⇒省人化・省力化施工技術の導入と活用が課題
少子高齢化により建設業界の労働力不足が深刻化している。技能者の減少により、従来の労働集約型の施工では生産性向上が難しい。
2. 生産性の観点⇒データ活用による施工管理の最適化が課題
現場の進捗管理や品質管理は従来、経験や手作業に依存していたため、施工の遅延や品質のバラツキが発生しやすかった。
3. 資材の観点⇒環境負荷低減とコスト削減を両立する新材料・新工法の導入が課題
建設資材の価格高騰や資源制約の影響で、従来の施工手法ではコスト増や工期の長期化が懸念される。
1. インフラの観点⇒既存インフラの耐災害性能の向上が課題
我が国では老朽化したインフラが増加しており、大規模な地震や水害に耐えられるとは限らない。特に、橋梁、堤防、ダム、港湾施設などの耐久性向上が求められる。
2. しなやかさの観点⇒被災後の迅速なインフラ復旧システムの構築が課題
大規模災害発生後は、交通網の寸断やライフラインの停止が長期化し、経済活動や住民生活に深刻な影響を与える。
3. 自然環境の観点⇒国土強靭化の推進が課題
防災対策としての過度な人工構造物の導入は、生態系の破壊や景観の悪化を招く可能性がある。また、気候変動に適応するためには、持続可能な防災対策が必要である。
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