こんにちは、大場内科クリニック院長の大場啓一郎です。
LDLコレステロールを下げるお薬2つについて、本日は説明したいと思います。
1つ目がスタチンと言われるお薬です。
コレステロールが高い方、高コレステロール血症の方は、肝臓でたくさんのLDLコレステロールをつくりすぎている状態です。
スタチンというお薬が肝臓に働いて作られるLDLコレステロールの量を減らしてくれます。
肝臓に対して、そんなにコレステロールを作らなくていいよ。
というふうに働いてくれます。
何種類かあります。
強いスタチン、弱いスタチン。
大きく2つの分類がありますが、私個人としてはどうせ一錠飲むならば、きちんと効いた方がいいので、比較的作用の強いものを処方することが多いです。
そうですね。
副作用の頻度もそんなに僕は変わらないと思います。
気にしなくて良いと思います。
スタチン、肝臓に働いて、LDLコレステロールが少なくていいですよ。
という風に働いてくれます。
もう一つがエゼチミブというお薬ですね。
お食事を食べると中に脂分、コレステロールが含まれてますよね。
お食事の中にそれが普通は小腸から体に吸収されて肝臓に行きます。
その小腸からの吸収をブロックしてくれるお薬です。
食事由来のコレステロールの上昇を抑えてくれます。
コレステロールの原料も吸収も抑えてくれます。
スタチンとエゼチミブという薬を併用すると、もっとコレステロールが下がる方もいます。
スタチンをまずは最初にお勧めしますが、スタチンだけで十分に下がらない場合はこの後で説明した、エゼチミブというお薬を追加で処方することもあります。
あとは、それでも下がらない方はスタチンというお薬を増やしていって、コレステロールが十分な安全な域まで下げるということもあります。
コレステロール、大体100 ~120ぐらいまで、せっかくお薬を飲むんでしたら下げた方が良いかなと思います。
一度、心筋梗塞になった方というのはLDLコレステロール70以下まで下げることが必要ですので、このエゼチミブというお薬とスタチンという薬2つ併用することも少なくありません。
今日はコレステロールを下げるお薬について説明しました。
あなたはどんなお薬を飲んでいらっしゃいますかね。
かかりつけ医の先生があなたのことを思って選んでいると思います。
わからないことがありましたら、かかりつけ医の先生に相談するようにしてください。
▼コレステロールを下げる薬できれば飲みたくない
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