ポール・マッカートニーがヘフナー・ヴァイオリン・ベースをステージで調整する姿が写った写真は、1964年7月11日にロンドンのテディントン・スタジオで行われたABCテレビの音楽番組『Thank Your Lucky Stars Summer Spin』のリハーサル時のものだ。この番組でバンドは A Hard Day's Night, Long Tall Sally, Things We Said Today, You Can't Do That の4曲を演奏した。
ポール・マッカートニーは『Guitar Player』誌にこう語っている。
「とても軽くて、バルサ材の小さなピースのようだ。」
それが彼のヘフナー・ヴァイオリン・ベースだ。ビートルズがハンブルクで演奏していた時代から、『Let It Be』のアルバムに至るまで使用した楽器である。バンドの歴史の中で、このベースギターは彼のトレードマークとなり、「ビートル・ベース」として知られるようになった。
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