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【2004年】"5分で年間上限値25000年分被ばくした人間"食品滅菌装置で気付かず大量被ばくした二人の作業員『中国山東省コバルト60被ばく事故』【ゆっくり解説】

ゆっくりするところ 273,553 10 months ago
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#ゆっくり解説 #放射線 #被ばく事故 ご要望にお応えして、メンバーシップの開設を行いました。 下記URLからも登録可能ですので、ご興味がある方は是非ご参加ください。 オリジナル絵文字使用可能です! https://www.youtube.com/channel/UCcT5a1J7XJW7CLYI2RKl4pw/join 00:00 OP 1:41 「放射線」とは 2:43 透過・分子を切るという性質 5:33 本編 3:38 食品の滅菌処理 5:50 滅菌作業をしていた「Aさん」「Bさん」 6:22 作業後の急激な異変 7:02 白血球異常 7:23 誰も気が付かなかったが・・・ 7:46 (霊夢悲鳴) 7:52 急性放射線症候群の症状と経過 9:40 健康な細胞が作れないということ 10:59 事故原因と被ばく線量 今回紹介するのは、中華人民共和国、広東省で起きた被ばく事故の一例です。 広東省某所には、地元の野菜などを梱包し出荷する工場があり、この工場では製品を滅菌するため、放射線照射装置を利用していました。 この装置は包装された製品に対し、コバルト60という線源から放たれる放射線を当てることで、付着している微生物などのDNAを破壊し、滅菌するという装置で、作業員男性の「Aさん」「Bさん」の二人は、この滅菌作業を担当していました。 二人はこの日も、いつも通りに照射室に梱包された製品を運び込み、次々と照射作業を行っていき、夕方ごろ終業し、帰路につきました。 ところがその最中、二人は猛烈な吐き気と腹痛に襲われ、医療機関を受診したところ、血液検査で白血球に異常がみられ、「もしや・・・」と考えたAさんは職場の上司に連絡すると、あの装置が故障していたことが判明。 更に検査を行った結果、二人は「急性放射線症候群」と診断され、被ばく事故が起きていたことがわかりました。 実はAさんたちが作業を開始する前、製品を照射室に運び込んでいた段階で、線源が照射位置にきていましたが、電気系統の故障によって、二人はそれを知らずに作業をしてしまい、約5分間の間、コバルト60から出される大量の放射線を浴び続けていたのです。 二人の被ばく線量は、最大20グレイというとんでもない量であり、終業後嘔吐と腹痛の症状があったのは、典型的な急性放射線症候群の症状でした。 引用・出展・参考文献 核医学診療推進 国民会議 放射線の特徴 https://ishort.ink/GVZW 環境省 被ばく線量の比較(早見図) https://ishort.ink/Hcbn 文部科学省 知ることから始めよう 放射線の色々 https://ishort.ink/9F84 大分県 医療放射線被ばくと医療放射線管理 https://ishort.ink/dNrs サイクル機構 環境放射線監視 https://ishort.ink/yrmu 日本原子力研究開発機構 食品照射:放射線による食品や農作物の滅菌技術(PDF) https://ishort.ink/crV5 Wikipedia 広東省 https://ishort.ink/eVtz 放射線事故医療研究解放 JAMMRA(PDF) https://ishort.ink/Pnzk ※この動画は過去の事件を知り、現在でも同じことが発生する危険性を再認識、関与しないように促すための動画であり、あくまでも概要を紹介する物であり、詳細を正確に解説するものではありません。情報提供者様のプライバシー保護などのため、名称などを変更してお伝えする場合があります。また視聴者を扇動、動揺を誘うためのコンテンツではありません。

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