MENU

Fun & Interesting

白馬岳大雪渓 大規模落石事故遭難救助 2005.8

ken4360pj 184,085 15 years ago
Video Not Working? Fix It Now

2005年8月11日 7時30分頃、北アルプス白馬岳大雪渓上部で、近年まれに見る大規模な落石事故が発生し、残念な事に二人の死傷者が出てしまった。直接的な原因は、杓子岳の大規模な岩の崩落によるものである。崩落前日は、台風崩れの低気圧の影響で夜中から強い雨が降り出し、早朝は激しい雷雨となった。この雪渓を登った事のある登山者の大方は、雪渓の両端での落石の音を実感されているであろう。白馬大雪渓の落石は、大雨の後とか日中天気が良く雪が溶けた後の午後に多く見られる自然現象である。白馬大雪渓はスケール的に日本一であり、天候の良い日は、素晴らしい景観が見られ、白馬岳への最短・肉体的にも一番楽なコースでもある事から多くの登山者がこのコースを取る。今回の事故は避けられなかったが、最近は、中・高齢者の登山も多く、無謀・無装備・体調不良による遭難事故が後を絶たない。登山は自然への挑戦ではなく、自然を楽しむ位がいい。 追記:2017.3.8 白馬岳大雪渓大規模落石事故遭難救助に携わった、長野県消防防災ヘリ「アルプス」が2017年3月5日長野県松本市と岡谷市の境界にある鉢伏山付近の山中で訓練に向かう途中墜落し、パイロット1人、整備士1人、消防隊員7人がお亡くなりになられたことは、痛恨の極みです。ご冥福をお祈り致します。 (3分32秒~5分49秒に防災ヘリ「アルプス」と救助隊員の動画が有ります)

Comment