フランスのリヨンで、二年に一度行われるボキューズ・ドール(Bocuse d'Or)。
フランス料理を代表するシェフ、ポール・ボキューズさんが始めたこのコンクールは、フランス料理世界一を決める大会として知られています。
数ある料理コンクールの中で、最難関ともいわれるこの大会。ヨーロッパやアメリカ、アジアなど、世界24か国から、国内予選を勝ち抜いた代表者が集まり技を競います。
大皿に盛りつけた料理はまさに芸術品。5時間半という制限時間内で、肉料理、魚料理14人分ずつを美しく、そして美味しく仕上げるのです。
美食のワールドカップ。ボキューズ・ドールにかけるシェフたちの姿を見つめました。