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2018中心市街地探訪128・・長崎県佐世保市

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長崎県の北部に位置し、面積426.06㎢、人口は長崎市に次ぐ県下第2の250,292人(2018.6.1)の中核市。明治初期までは人口約4千人の半農半漁の一寒村で、明治4年の廃藩置県では平戸県に属したが、その後、長崎県の管轄となった。明治22年(1889年)の町村制施行で東彼杵郡佐世保村が成立し、同年7月には佐世保鎮守府が開庁した。明治31年(1898年)に現在のJR佐世保線の前身である九州鉄道が佐世保まで開通し、1902年には村から町を飛び越して一気に市となり、人口45,766人(1902.4.1)の佐世保市が誕生した。先の大戦では、佐世保大空襲により、市街地の三分の一を焼失するという大きな被害を受け、戦後は、旧日本軍の軍港としての役割は終わり、アメリカ海軍の佐世保基地が置かれた。近年では、2005年から2010年までの間に、北松浦郡の6町を編入して現在の市域となり、平成28年(2016年)4月には中核市に移行した。 静岡県からのアクセスは、東海道・山陽新幹線で博多まで行き「特急みどり」に乗り換え、博多から佐世保まで約1時間50分。 中心市街地は、佐世保駅付近から佐世保市役所の南側周辺までのエリア。 佐世保駅から北側へ約2km続く中心市街地は、一直線でつながるアーケード街としては日本一の距離を誇る四ヶ町と三ヶ町からなる商店街を軸としている。全長1km続く商店街にはほぼ空き店舗がなく、全国的にも活気がある商店街として知られている。その商店街の東側には市場、西側には歓楽街、北側には官公庁が配置され、南側の佐世保港には大型商業施設が立地し、中心市街地に都市機能が集まっている。商店街にある市内唯一の百貨店である佐世保玉屋は、詳細は未定としつつも将来店舗を建て替える方針で、それによる商店街の新陳代謝と永続的な賑わいを期待したいと思う。 【佐世保駅】02:16 JR佐世保線と松浦鉄道西九州線が乗り入れ、2015年度の1日当たりの利用者数は、JR線の乗車人員は4,087人、松浦鉄道線の乗降人員は1,437人。駅は3面6線の高架駅で、1番線と2番線ホームの北側には松浦鉄道線が乗り入れ、2階がホーム、1階はJR線と松浦鉄道線のそれぞれの改札口や切符売り場などの駅施設があり、東西自由通路が東口と「みなと口」を結ぶ。自由通路には、土産物店やコンビニエンスストアのほか、佐世保観光情報センターがある。 「みなと口」を出ると駅前広場は無く、幹線道路の西側には港が見える。表玄関である東口駅前広場には、タクシー乗り場と一般乗降用スペース、大通りを渡った東側には、市営バスターミナルとバス案内所がある。 【松浦鉄道】03:08 昭和63年(1988年)に、旧JR松浦線を第三セクター方式に転換して開業した鉄道会社。運営路線の西九州線は、佐世保、たびら平戸口、松浦、伊万里、有田までの延長93.8kmを結ぶ。 【佐世保地方卸売市場】04:04 【佐世保港国際ターミナル】04:09 【させぼ五番街】04:14 店舗面積22,000㎡、地上1階から3階までを営業フロアとし、テラスゾーン、プロムナード東ゾーンと西ゾーンからなる商業施設で、2013年11月にオープンした。 【新みなとターミナル】04:33 近海航路の旅客ターミナル。 【鯨瀬ターミナル】04:41 上五島航路の旅客ターミナル。 【えきマチ1丁目佐世保】05:19 店舗面積6,200㎡、地上1階から3階までを営業フロアとする商業施設で、専門店から飲食店まで約40店が入っている。 【エス・プラザ】05:38 地上11階建て、延床面積6,138㎡の複合ビルで、再開発事業により2000年6月にオープンした。1階から3階までには専門店、飲食店、クリニックなどが入る商業フロア、4階以上はマンションとなっている。 【佐世保交通センタービル】06:04 地下1階、地上14階建てで、西肥バスセンターのほか、ホテルやオフィスなども入る商業ビル。 【アルカスSASEBO】06:17 客席数2000席の大ホールのほか、中ホール、イベントホール、会議室などが揃う多目的ホールで、2001年にオープンした。 【させぼ四ヶ町商店街】06:53 南北約510m続く全蓋式アーケードが設置された商店街で、イオン佐世保ショッピングセンターや専門店から飲食店まで約100店が集まるほか、親和銀行の本店もある。 【イオン佐世保ショッピングセンター】07:15 店舗面積13,363㎡、地下1階から地上8階までを営業フロアとする商業施設。 【京町通り商店街】07:32 国道35号線沿いの両側の南北約90mに片側式アーケード、東西約50mに全蓋式アーケードがそれぞれ設置された商店街。 【とんねる横丁】07:50 戦時中の防空壕をそのまま生かして作られた市場で、南北約50mに食料品を扱う店舗など約15店が集まっている。 【戸尾市場街】08:07 南北約170m続く佐世保市民の台所として、鮮魚、青果、日用雑貨、衣料品など約40店が集まる商店街。 【山県町・塩浜町・夜店公園周辺(歓楽街)】08:26 【松浦鉄道佐世保中央駅・中佐世保駅】09:12 西九州線が乗り入れ、1日当たりの乗降人員(2015年度)は、佐世保中央駅が873人、中佐世保駅は177人で、国道35号線を跨いだ両駅間の距離は200m。 【佐世保三ヶ町商店街】09:41 南北約400m続く全蓋式アーケードが設置された商店街で、百貨店の佐世保玉屋、再開発ビルのサンクルのほか、佐世保市に本社を置く「ジャパネットたかた」のハートプラザ佐世保本店がある。 【佐世保玉屋】10:04 店舗面積15,146㎡、地上1階から9階までを営業フロアとする百貨店で、2013年度の売上高は134億円。詳細はまだ決まっていないが、2022年3月末までに現在の建物の解体工事に着手し、店舗を建て替えるという計画がある。 【サンクル】10:36 1番館から4番館までの4棟からなる複合ビルで、再開発事業により2014年にグランドオープンした。それぞれビルの地上1階から3階には商業・業務区画となっていて、専門店、レストラン、クリニック、高齢者施設や公共施設などが入り、上層階はマンション。 【佐世保合同庁舎】11:04 【佐世保市役所】11:09 【長崎地方裁判所佐世保支部】11:14 【長崎地方検察庁佐世保支部】11:19

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