動画中でN-YANがてきとーに語っていた東部幹線建設の歴史をまとめました。
【東部幹線関連年表(主な出来事)】
・1924年:宜蘭線(台北方面~蘇澳間)開業
・1926年:台東線(花蓮~台東間)開業(ナローゲージ)
・1980年:北廻線(蘇澳新~花蓮間)開業
・1982年:台東線改軌(1067mmへ)工事完了。
・1991年:南廻線(台東~枋寮・高雄方面)開業
→台湾一周鉄道全通!
こうしてみると、台東線(花東線とも)は1926年の建設以降1980までなんと54年ものあいだ孤立していたことになります。もうこうなると「日本海側」どころか、以前の三陸縦貫鉄道の切れ端路線群みたいなもので、東部地域の開発にいかに苦労していたかがしのばれます。そもそも台北から花蓮までの開通が1980年、一周鉄道が1991年と極めて年代が浅く、台湾鉄道の進化はまだまだ道半ば、ということでしょうね。