谷崎潤一郎は、生涯3回も「源氏物語」の現代語訳をしました。 谷崎潤一郎と紫式部にはある共通点があります。それは「場所」に対するこだわりです。 二人の共通点を分かりやすく話し、「源氏物語」の中でも「夕顔」の巻を「場所」で読み解きます。そして・・・ 夕顔～玉鬘～その二人の娘 3代にわたる、DNAと環境・・・人間に運命を左右するこの２つの要素を分かりやすく語ります。