宿と周辺の魅力を探り出すシリーズ「泊まってみたらスゴかった!」5回目は、北アルプス・燕岳(2763m)の稜線上に建つ山小屋・燕山荘が舞台。山岳雑誌の読者アンケートで「泊まって良かった山小屋」「泊まってみたい山小屋」第1位に輝いた宿、その人気の秘密をディレクターが体感しました。
燕山荘は、標高2712mに建っています。中房温泉の登山口からおよそ5時間の登山です。道中、すれ違う登山者や可憐に咲く花に力をもらいながら、ディレクターは樹林帯を登っていきました。4カ所の休憩ポイントを過ぎ、合戦小屋に到着。ここで疲れを吹き飛ばす名物を堪能。元気を取り戻し、燕山荘を目指します。
覆いかぶさる木々がなくなり、登山は終盤へ。稜線に立つと北アルプスの女王とも言われる燕岳が目の前に飛び込んでいました。そして後ろを振り向くと、今回の宿、燕山荘に到着です。
燕山荘の創設は1921年。いまは3代目の赤沼健至さんが切り盛りしています。館内には百年を超えてもなお色あせない新しさが。まるで美術館のような食堂に芸術家がデザインしたお土産物、そして初代が建てた本館には歴史を伝える模様が刻まれていました。古いものを受け継ぐ一方、赤沼さんは小屋を継いだ時、ある大改革をしました。そのことで、反発した従業員はやめていったのですが・・・時代を経て、その決断がいまや人気の秘訣になったのです。
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