猪瀬直樹議員が、国会で厳重注意を受けた。
原因はガムだった。
小西議員の「サル発言」など、最近何かと注目を集めている国会の憲法審査会。
今度は、日本維新の会の猪瀬直樹参院議員の振る舞いが問題になった。
12日の参議院憲法審査会で、維新の同僚議員が憲法改正について意見を述べる中、隣に座る猪瀬氏は、何やら口をモグモグと動かし続けている。
小さくため息をつきながら、モグモグ。
目を閉じながらも、モグモグ。
よく見ると、このモグモグの正体はガムだった。
同僚議員のマイク位置を直す時もかみ続けていた。
映像を確認したところ、同僚議員が発言していたおよそ5分間、猪瀬氏は、ずっとガムをかみ続けていた。
「良識の府」と呼ばれる、参議院で起きた審議中のガムかみ。
参議院によると、審議中にガムをかんではいけないという規則はないということだが、維新の幹部は、猪瀬氏について、「(猪瀬氏は)よくかんでいる。放っていたのがよくなかった。弁解の余地はない」としている。
14日に開かれた参議院の議院運営委員会で、日本維新の会は、猪瀬氏を厳重注意したことを明らかにした。
猪瀬氏は2022年も、口元をめぐって注意を受けていた。
国会で突然マスクを外し、周囲を驚かせた。
今回の国会審議中のガムかみ行為について、猪瀬氏は、FNNの取材に「注意を受けましたので、今後は慎みます」とコメントしている。
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