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奈良市が「じわじわ」と人気!『移住者発案の支援制度』や利便性&子育て支援が背景に(2023年6月30日)

MBS NEWS 15,438 2 years ago
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奈良の時代が来ている!奈良市で人口増が続いています。その背景とは?  6月30日に会見を開いた奈良市の仲川げん市長。奈良市では、4年連続で転出者より転入者が多い状況が続いていて、去年は転入超過数が842人と、過去10年で最大になったということです。背景には、子育て世代の転入の増加と、課題だった20代の転出を食い止めることができているといいます。  (奈良市 仲川げん市長)  「いろいろな移住政策等の効果が、じわじわとではありますけれども、見えてきている。奈良で就職先を見つける方が増えていたり、奈良に住み続けながら大阪などに通勤をする人の割合が増えている」  市民にその実感を聞いてみました。  (市民)  「大阪や京都にもすぐ出られるので、お買い物も困らないし」  「うちの娘も東京から帰ってきて、この子も東京から帰ってきて。緑も多いし、こういう遊び場もあるので、環境的には子ども育てるにはいいですね」  奈良市は、東大寺やならまちなど歴史を感じる街並みがあるとともに、大阪まで30分~40分ほど、京都まで40分~50分ほどと、電車1本で行ける利便性も兼ね備えています。  さらに、そんな奈良市への移住希望者を後押しするのが『お試し移住支援制度』です。コロナ禍で利用客が激減したゲストハウスに目を付け、奈良市は移住希望者とゲストハウスのオーナーの仲介を始めたのです。  JR奈良駅のすぐ近くにあるゲストハウス。ここでお試し移住をしているのは首都圏に住む二宮さん一家です。ゲストハウスには、冷蔵庫や電子レンジなどの家具・家電だけでなく、無料のWi-Fi環境を完備。また、日用品やいざという時の救急箱など、きめ細やかな気遣いで、移住希望者は最低限の荷物だけですぐに暮らすことができます。  (二宮さん)  「包丁から何から調理器具もいろいろあって、自宅より充実している感じです」  二宮さん一家は今回のお試し移住で奈良の魅力を深く知ることができたといいます。  (二宮さん一家)  「みんな気さくにお話をしていただけた」  「住んで楽しそうだな、住みたいなと思えた。ホテル住まいだとやっぱりわからないですよね、どうしても。こういう生活したリアルな感じが。それが今回よくわかりました」  お試し移住の最終日。奈良への移住を決意した二宮さん一家は、この後に早速、不動産会社に向かいました。  奈良市によりますと、移住への問い合わせは、去年はコロナ前の3.5倍となり、お試し移住体験者の3割が実際に移住を決めたということです。この制度を発案した奈良市移住定住促進係の高松明弘さん自身も名古屋の民間企業から転職して戻ってきたUターン移住者です。  (奈良市移住定住促進係 高松明弘係長)  「本当に縁もゆかりもなかったけれども奈良に住むことになったという方も半数ぐらいいらっしゃって、これはうれしいところです。移住される方のポイントといいますか、気になっているところはよくわかるので、日本で一番これからの時代に求められる地方都市だというふうに言ってもらえるように頑張っていきたいと思っています」 ▼MBS NEWS HP https://www.mbs.jp/news/ ▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします! https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1 #奈良 #転入者 #人口 #お試し移住支援制度 #MBSニュース #毎日放送

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