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【伊勢大神楽】増田神社・総舞奉納2024 巧みな獅子舞や曲芸の連続❗️そして漫才のような和術❗️❗️さすがプロの技です👍✨

祭旅チャンネル 589 2 months ago
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撮影日:2024年12月24日(火) 撮影地:三重県桑名市 増田神社 【奉納演目】※出所:伊勢大神楽講社作成の演目解説文 1.鈴の舞  伊勢大神楽、最初の舞。軽快な音曲に合わせて、右手に握った鈴を振り鳴らして舞う儀式的な舞である。天照大御神や八百万の神々の御神徳を受け、伊勢大神楽が向かう先々に眠る御霊の鎮魂を行う。神社での奉納の際は、総舞に先駆け拝殿にて奉納を行う。 2.四方の舞  狂い踊る獅子が暫しの眠りに落ちると、獅子の導き手として猿田彦の神が降臨する。鶏の鳴き声と共に日の出を知らせ、獅子は跳ね起きる。再び目を覚ました獅子は猿田彦の導きによって天地四方を祓い清める。方角に合わせて音曲や舞が転調していぐ荘厳な舞。 3.跳びの舞  獅子は疲れ果てて、再び長い眠りにつく。猿田彦は眠る獅子を起こすため、簓(ささら)をすり鳴らしながら、地面を踏み歩いたり跳ねたり、獅子を起こそうと試行錯誤する。規則的に繰り返される猿田彦の「踏み・跳び」の所作と眠る獅子への所作が滑稽な喜劇的な舞。 4.扇の舞  猿田彦が扇を持って獅子にじゃれかかる。獅子は猿田彦が手に持つ扇欲しさに、後を追いかけ回す。猿田彦はじゃれかかる獅子と戯れるようにみせて、遊びの中で様々な修練を課す。猿田彦の導きによって、立派に成熟した獅子は、扇を授けられ狂喜乱舞する。 5.綾採の曲  天照大御神に捧げる神衣を織る機織りの動きを表した演目で、最初に演じられる放下芸である。道化師役の「これから、これから、放ったか投げたか、取ったか締めたか」の掛け声で始まりを告げる。撥(ばち)の先端の赤い装飾は、かつて火を灯し演じていた名残である。   6.水の曲  水を掌る神々を称え、感謝を表現した放下芸。特に農業に関係した水害・日照りなどが起こらぬよう、五穀豊穣を祈願する意味を持つ。『反水・長水・突き上げ』と呼ばれる大神楽の基礎的な放下芸と、『皿の曲』と呼ばれる応用的放下芸の二部から成る。 7.吉野舞  壬申の乱の際、大海人皇子は吉野に身を隠した後、桑名で宿泊し、増田神社のあたりから伊勢神宮を遥拝し、戦勝を祈ったと伝えられる。この故事にちなんで「吉野舞」と名づけられ、神剣を抜き、朝敵を討伐する様を表現する、神話に因んだ神楽唄が特徴である。 8.手毬の曲  速い囃子に合わせ二つの毬を縦横無尽に操る、至難の放下芸。唄に合わせて撥と毬を操る『唄毬』、天高く舞い上がった毬を額で受け止める『霞毬』の二部で構成される。習得するものが滅多に現れず長らく演目が途絶えていたが、平成21年山本勘大夫によって復活。 9.献燈の曲  天照大御神の恩恵に感謝し、1年12ヶ月分の御燈明を天に捧げる様を表した放下芸。軽快な音曲である『祇園囃子』に合わせ、12の茶碗を巧みに積み上げ献燈になぞらえる。熟練の放下師は、腕試しに14の茶碗を積み上げるのが通例となっている。 10.神来舞  1年12ヶ月の厄払いを行うため12段で構成され、舞の踏み足は365歩からなる。篠笛の旋律は他の演目と一線を画し、家元により伝承する舞型も異なる。現代の主流である相舞(二頭舞)は昭和30年代に加藤菊太夫社中の大神楽師によって考案された。 11.玉獅子の舞  お伊勢参りへ出掛けた翁だが、道中に現れた獅子によって大切な玉を奪われてしまう。やがて様々な工夫を凝らし玉を取り戻した翁は、現れた達磨と共に喜び駆け回る。翁の玉は『円満無欠で揺るぎない心』を、達磨は『七転び八起き』を象徴している。 12.劔三番叟の曲  長剣・短剣を使い分け、四方八方の邪気を祓い災いを除く。最後は鈴と扇を使い三番叟を踏み、切り落としにして終わる。三番叟は日本古来の祝福舞であり、大地を踏み鳴らす所作やハレの意味付けがなされた萬歳の『落とし』など、祝福芸の要素が色濃く残る。 13.魁曲  伊勢第神楽の最後を締め括る放下芸。江戸時代、伊勢神宮に参拝を果たした人々は、古市の遊郭で精進落としの遊びを楽しんだ。この曲は、その古市の賑わいを表現したものである。舞と放下芸が融合した特別な演目で『女形の道中』の呼び名で親しまれる。

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