民事訴訟法の一部が改正されて来月から施行されるのを前に、東京地裁がリモートで参加できる口頭弁論を実演しました。
裁判官
「訴状陳述でよろしいですか?」
原告代理人
「陳述します」
東京地裁の法廷で現役裁判官らが実演したのはリモートで参加できる口頭弁論です。
これまで民事裁判の口頭弁論では、原告側と被告側双方が出廷する必要がありましたが、来月1日からは裁判所が認めればウェブ会議などを利用して参加できるようになります。
東京地方裁判所 金澤秀樹裁判官
「経済的、時間的に出頭の手間が省けるので便利になる。期日を開きやすくなることで、より効率の良い審理ができるのでは」
民事裁判の全面IT化は順次、施行されていて、今後、離婚訴訟などにも広がる見通しです。
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