【熱血特別解説】津波予報の歴史(いざと言うときに知っていると行動が変わる「津波予報」):山口 剛央(2024.5.25 13:15~)#チリ大地震 #日本海中部地震 #津波
いざと言うときに知っていると行動が変わる。
これまでの津波予報、最新の津波予報に関してウェザーニュース予報センター山口剛央が熱血特別解説!
1)津波予報とは
2)津波予報の歴史
3)最新の津波予報
4)いざと言うときに知っていると行動が変わる「津波予報」
チリ大地震(1960年5月24日)、日本海中部地震(1983年5月26日)
0:00 配信開始
5:36 本編開始
なぜこのタイミングで津波の話をするのかについて
6:34 チリ大地震(1960.5.24)
8:09 日本海中部地震(1983.5.26)
11:08 津波とは
12:33 津波のエネルギーの伝わり方
17:01 津波の速さ
20:07 津波が高くなりやすい場所
23:17 段波と引き波
26:05 東北沖での津波が起きるメカニズム
28:52 ではほかのエリアではどうなるのか
29:38 南海トラフでの津波が起きるメカニズム
30:40 千島列島での津波が起きるメカニズム
31:53 チリ大地震での津波の海底効果
35:23 津波予報の歴史
1941 三陸津波警報組織
1949.12.2 全国の津波予報が始まる
1950 日本における最初の津波予報 オホーツク海
38:10 1953.11.26 日本における最初の大津波警報 房総沖
歴代大津波警報
1953 房総沖
1983 日本海中部
1993 北海道南西沖(奥尻島)
2010 チリ
2011 東日本
2024 能登半島
71年間で6回
39:10 最初の大津波警報は誤報だった
39:38 当時の津波予報:津波予報図
42:05 チリ大地震の津波について
45:53 日本海中部地震の津波について
47:20 1987.8 予報が自動化
49:10 この動画で言いたいこと
51:51 報道の変化
53:39 最新の津波予報
1999 量的津波予報
1:00:19 海底断層のずれをどう計算しているのか
1:03:21 2011 東日本大震災の津波について
1:07:10 マグニチュードとは
Mj(気象庁マグニチュード) ※気象庁:Japan Meteorological Agency
すぐ計算できるが、大きな地震の場合、
津波の大きさの計算がずれてしまうため別の計算式を使う
Mo(モーメントマグニチュード)
東日本大震災での津波予報の計算式
正確に計算できるが、少し時間がかかる
1:13:46 警報が解除された後も海上には揺れが残る
1:17:24 質問:東京湾にも大規模津波来る可能性ありますか?
大阪湾、瀬戸内海ではどう?
1:25:55 太平洋側の地形的に危ないところ
1:28:01 震央を面でとらえるべきではないかという考え方がある
1:32:51 2011の津波を受けての変化(2013.3~)
1.気象庁マグニチュードの過小評価とモーメントマグニチュードでの再計算
1:34:00 2011時点では津波の高さの規定が細かかった(1999~2013)
1:35:15 2.津波の高さの表現をシンプルにした
2013改定後(現行)
10m以上
10m 大津波警報(巨大)
3m~5m
---
1m~3m以下 津波警報(高い)
---
0.2m~1m以下 津波注意報(表記なし)
1:37:33 3.Ⅿ8.0以上と推定される場合は、まず細かいⅯを出さなくなった
※モーメントマグニチュード計算に時間がかかるため
「Ⅿ8以上の巨大地震とみられます」という情報が出る
津波の高さも具体的な数字ではなく、「巨大な」「高い」などと表現される
1:42:20 高台がない場合どこに逃げる?
車の避難はケースバイケース
1:45:22 時間が足りなくて話せなかったトピックについて
1:45:48 おわりに
ウェザーニュースプロフェッショナル解説
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(進行:#福吉貴文)