【ロピアを徹底解剖】札幌に初上陸迫る!イトーヨーカドー後継店ロピアとは、どんな商品を売っていて、どんなスーパーなのか?コスパ最強スーパーの全容に迫る…もんすけ調査隊(今日ドキッ!2024/7/26放送
あさって、イトーヨーカドー屯田店が、24年の歴史に幕を閉じる…。
店内には、閉店を惜しむ多くのメッセージが。
利用客
「さみしいですね」「いい店でした」
その後、オープンするのが食生活♥♥ロピア。一体どんな店なのか?
安いだけじゃない!行って楽しいスーパー、ロピアの秘密に迫ります!
依頼人(ネコみみさん、70代、札幌)
「イトーヨーカドーの事業を引き継ぐロピアとは、どんなスーパーなのか?心配と楽しみの両方です」
イトーヨーカドー屯田店の閉店後、11月にオープンする店こそが、
道内初出店!国内外に98店舗を展開する「食生活♡♡ロピア」なのだ。
一体、どんな店なのか?調査員はロピアのある神奈川県に飛んだ。
調査員
「ありました!ありました!ロピア発見しました!」
やってきたのは、ロピアの旗艦店=小田原高田店。
およそ1800平方メートルの広さに、約1万4千点もの商品が並ぶ。
平日の午前中だというのに、この人気っぷりに驚いた。
常連客
「ロピア最高だよ。買い物をしていて楽しい。カゴが足りない」
さっそく人気の秘密を調査開始。
調査員
「こちらの巻き寿司マグロがはみ出ています。そして隣は、ほとんどがマグロになっています」
なんと鮮魚コーナーには他の店舗では見かけない、
何とも豪快な巻き寿司が並んでいるではないか!
さらに大トロ、中トロ、赤身が一度に楽しめる
ブーメランという商品まで。
そして、総菜コーナーに行ってみると・・・
調査員
「見て下さい巨大なシューマイがあります」
ジューシーな肉ダネを、2枚の皮で挟み込んだ巨大シューマイ。
たこ焼きの様に見えるコチラは、
鶏団子にチーズを乗せてバーナーで炙った巨大つくねだ。
鰻の蒲焼を丸ごと乗せたお寿司など、
他では見かけない珍しい食品がずらっと並んでいるのだ。
OICグループ 広報担当
「ロープライスのユートピアというところからロピアと名前がついているが、客に買い物体験を通して楽しんでもらいたい、食のテーマパークを目指している」
な~るほどね~「ロープライスのユートピア」で「ロピア」かぁ。
「食のテーマパーク」を目指しているというから、店内には・・・
調査員
「見てください!あちらに線路があります」
お菓子コーナーでは、頭の上をおもちゃの列車が走っている。
また、ポップも、カラフルでわかりやすく、ユニークにするなど、
楽しく買い物ができる店作りをしているのだ。
総菜チーフ
「客が美味しかったと言ってもらえると嬉しいので、それを目指して商品作りしている」
そもそもロピアは、1971年に創業した精肉店が始まり。
1994年には、スーパー業界に参入し、
2024年2月期の売上高は4126億円で、
31年度にはグループ売上2兆円が目標だ。
もちろん急成長の秘密は、ユニークな商品だけではない。
利用客
「物が安い。色々な種類があるから」
「量も多いので、家族が多いので助かります」
青果コーナーを見てみると・・・
調査員
「見て下さい!トウモロコシが1本100円です。ピザ1枚599円で売っています」
さらに精肉コーナーでは・・・
調査員
「国産豚切り落とし、100g89円です。国産鶏もも肉100gで99円です。そしてむね肉は59円です」
なぜ、こんなに安くできるのか?
精肉チーフ
「牛肉に関して言えば、一頭買いということで、他社よりも価格を安く抑えられるのと、精肉から始まったということで、受け継がれている肉を切る技術もありますので」
大容量で、まとめ買い、そして、コストダウン。
ロピアがターゲットにしているのは、
子供が2人いる30~40代のファミリー層だ。
OICグループ 広報担当
「支払方法が現金のみということと、常温で飲料やお酒を販売していたりとか、カートをコイン式を導入しており、客自身でカートを戻すことで、人件費などを削減している」
レジを現金のみにすることで、カード会社に払う手数料をカット。
飲み物は、常温販売で、冷蔵庫や電気代などを削減。
独自開発の買い物カートは、4つまでカゴを置くことができる。
100円を入れてカートを借り、
定位置に戻せば100円が帰ってくる仕組みで、
カートを整理する人件費を抑える徹底ぶりだ。
OICグループ 広報担当
「『低価格で高品質な物を客に楽しんでもらいたい』と、『同じ商品ならより安く、同じ価格ならより良い物』を提供して喜んでもらいたい」
さらに、利幅が大きなプライベートブランドも販売していて、
「にんにくぽんず」や「うにしょうゆ」などが人気。
普通は他社に生産を依頼するところ、
ロピアは食品会社などをグループ化することで、
独自性のある、お得な商品を開発できるのだ。
そんなロピアには一風変わった独自のシステムが・・・
OICグループ 広報担当
「ロピアは商店街の集まりをイメージして欲しくて、各売り場にチーフと呼ばれている人物がいて、どんな商品を仕入れて、どんな価格で売るのかという経営をしている」
実は、ロピアの売り場は、青果、精肉、鮮魚、総菜、食品の5つで、
各売り場には屋号が付いていて、まるで個人経営者のようだ。
そしてチーフには、仕入れから値付け、パートの採用まで、
あらゆる権限が与えられているのだ。
青果チーフ
「売り場に対しての全ての権限が自分にあるので、毎日入荷する商品の値段や鮮度などを、気をつけながらというのは大変ではあるが、おもしろさではある」
鮮魚チーフ
「売り上げに関しても大変だけど、楽しんでもらうにはどうしたらいいのか?毎日考えていかなければならないので、家に帰ってでも考えていることもある」
OICグループ 広報担当
「それぞれの部門が切磋琢磨することによって、客をどう喜ばせようかと、売り場の面白さにつながって、最終的には客の満足度につながっている」
森田絹子(HBCアナウンサー)
「調査結果です。食生活♥♥(ラブラブ)ロピアは、
まさに「ロープライスのユートピア」だった」
気になるのが、今後の道内での展開ですよね」
イトーヨーカドー屯田店が明後日閉店し、
ロピアが11月にオープンする予定ですが、
ロピア以外の新商業施設「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)」は、
来月29日のオープンを予定しています。
また福住店、琴似店は、来年のGW頃から順次開業予定で
5年で道内25店舗を目指すということです。
調査依頼はこちら↓
http://lin.ee/pYvxEEm
https://www.hbc.co.jp/news/chousatai/
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