滋賀県彦根市のご当地キャラ「ひこにゃん」更なる人気者を目指します。
大人から子どもまで多くの人に愛される彦根市のご当地キャラクター「ひこにゃん」。もっと人気者になろうと大きな決断をしました。
(記者リポート)「さまざまなグッズに使用されているひこにゃんのイラストの使用料が、10月から本格的に無償化されることが決まりました」
市はこれまで、ひこにゃんのイラストや写真を商品などに使用する場合、販売業者から使用許諾料として、売り上げ見込み額の3%を徴収してきました。しかし…
(彦根市 エンタテインメント課 大西嘉雄課長補佐)「平成25年度(2013年度)をピークに(新規契約の)数字が落ち着いていったところがありまして」
また、コロナ禍によって2020年度には、新規契約数が前年の半分以下となるなど、使用許諾料の収入が低迷。
そんな状況を打開しようと市が参考にしたのが、熊本県のPRキャラクター「くまモン」。というのも「くまモン」のイラスト使用料は当初から無償のため幅広い商品に使われていて、去年の関連商品の売り上げは、約1660億円に上っているのです。
彦根市でも2022年からひこにゃんの使用許諾料を無償にする実証実験を行ったところ、新規契約件数は約1.5倍も増加。そこで、今年10月から無償化に踏み切る決断をしたのです。
(彦根市 エンタテインメント課 大西嘉雄課長補佐)「周知性の獲得という狙いもありますし、それに合わせて商品も増えて販売金額が増えることで、市内外での経済効果も期待できる」
彦根城内にある土産物店。ひこにゃんグッズを50点以上扱っています。
(鐘の丸売店 新村純基店長)「今年のひこにゃんのお誕生日にぬいぐるみを販売したんですけれども、6000円で少し高いんですが、今までで400個は売れてますね」
使用許諾料の無償化については?
(鐘の丸売店 新村純基店長)「店舗側からするとうれしいですね。個数にもよるんですけど、何万円と違ってくるので。彦根へ観光に来てもらえる人が増えることにつながるのが一番いいかなと思っている」
無償化で「ひこにゃん」と彦根市のさらなる飛躍が期待されます。
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