日本三大流し踊りに数えられる青森県の黒石よされ(祭)を見に行ってきました。そのうち今回は、津軽こみせ駅(店)で行われた津軽三味線の無料生演奏の様子を紹介します(2024年8月16日)。
徳島の阿波踊り、岐阜の郡上踊りと並んで日本三大流し踊りに数えられる青森県黒石市の黒石よされ(祭)を見に行ってきました。今回は、黒石よされ(祭)に併せて行われた津軽三味線の無料生演奏の様子を紹介します。
黒石よされは、黒石市の中心街である中町こみせ通りとその周辺を踊りながら練り歩きます(流し踊り)。中町こみせ通りは、雪国のため通りに沿って木造のひさし(こみせ)が設けられている通りで、日本の道百選に撰ばれています。その中町こみせ通りの中心にあるのが津軽こみせ駅(鉄道駅ではなくお店)で、店内のステージでは土日祝日に一日二回津軽三味線の無料生演奏が開催されており、黒石よされ(祭)の期間中は、さらに平日にも拡大して一日三回開催されていました。
津軽三味線には「津軽じょんがら節」「津軽よされ節」「津軽あいや節」「津軽三下り」「津軽おはら節」という5つの代表曲がありますが、そのうち「津軽じょんがら節」は黒石市が発祥と言われています。今回は、黒石市出身・在住の佐藤晶さんという津軽三味線奏者が、津軽三味線の代表曲のほか、黒石よされ(祭)の「流し踊り」「廻り踊り」の曲も披露してくれました。