テレフォン人生相談 2025*04*13 📻「それでは、今夜のご相談はここまでです。」青春は年齢じゃなくて、“ときめき”を感じた瞬間に始まるのかもしれない――。
「推し活にハマる母」 🌙
📻「こんばんは、テレフォン人生相談の時間です。本日は、ドリアン助川さんと塩谷崇之先生でお送りします。」
「それでは、相談者の方、どうぞ。」
「こんばんは……私はミホと申します。26歳の会社員です。今日は“母のことで相談”があって……」
「ミホさん、こんばんは。どんなご相談でしょう?」
「実は母(52歳)が最近、ある若手アイドルにハマってしまって……“推し活”って言うんですか? 毎月グッズに何万円も使って、コンサートにも地方まで遠征してて……ちょっと心配なんです。」
助川さんが驚きつつも楽しそうに。
「なるほど。今や“推し活”は全年齢共通の文化になってますからね。でも、ご心配されているのは、お金や生活リズムの問題ですか?」
「そうですね……この前も、貯金を崩してグッズを大人買いしてて。“今を楽しむのが一番!”とか言ってて。父も少し呆れています。」
塩谷先生が冷静に。
「“推し活”そのものは悪くありませんが、生活や人間関係に影響が出始めると注意が必要です。依存的な状態か、趣味の範囲かを見極めることが大切ですね。」
「昔はもっと落ち着いてて、家のこともよく見てくれてたのに、今は家事もおろそかになってて……なんだか逆転してる感じです。」
助川さんが、柔らかく言葉を添えます。
「“そんなの関係ねぇ!”と楽しむ母の姿に、昔見せなかった“自分らしさ”が見えてきたのかもしれません。でも、“家族とのバランス”を取るのは、やっぱり大事です。」
塩谷先生がアドバイス。
「“否定”から入ると対立になります。まず、“お母さんが何をそんなに好きなのか”を聞いてみてください。その上で、“一緒に楽しめる部分”と“やりすぎな部分”を整理すると、対話が生まれます。」
「なるほど……母と“オタクトーク”するなんて、考えたことなかったです。」
📻「それでは、今夜のご相談はここまでです。」
青春は年齢じゃなくて、
“ときめき”を感じた瞬間に始まるのかもしれない――。