北海道や長野に続き、新潟県からもイトーヨーカドーが完全撤退しました。地元で愛されて半世紀。店の最終日には、大勢の人が集まりました。
■元従業員「私のすべてだった」
鳴りやまない拍手と、湧き上がる感謝の声。
店長
「46年間のご愛顧、まことにありがとうございました」
先週末、半世紀近く営業を続けてきた新潟県の「イトーヨーカドー丸大新潟店」は多くの客に惜しまれながら閉店しました。
元従業員
「悲しいです。人生19年、ずっとここに勤めて、私のすべてだった」
イトーヨーカドーはこの店の閉店で、新潟県から完全撤退することに。
セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂は、去年、事業戦略の一環として33店舗を削減する方針を発表。この店も対象になっていました。
全国各地で閉店が相次ぐ、イトーヨーカドー。閉店を見守る客の中には、熱烈なファンの姿もありました。
■温かい言葉に送られながら…歴史に幕
46年の歴史に幕を下ろす「イトーヨーカドー丸大新潟店」。これで新潟県から、完全撤退することになります。
常連客
「もう私、大好きで。水筒とかお財布とか、ハンカチとか。朝、開店前に並んで走って買いに行って。もう悲しすぎて、受け入れられない」
常連客
「昔からずっとあった店なんで。服を買ったのもこの店だし、財布を買ったのもこの店だし、いろんなもの買わせてもらって…」
地域の生活を支え、思い出がたくさん詰まった店の閉店。温かい言葉に送られながら、歴史に幕を閉じました。
(「グッド!モーニング」2025年1月29日放送分より)
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