天下の奇祭として知られる国府宮はだか祭が稲沢市の国府宮で2月10日、開かれました。
国府宮はだか祭は約1250年続く伝統の神事で、2月20日は午前9時ごろから地域の人たちの願い事が書かれた布を笹にまとめて神社に納める神事が行われました。この神事に参加できるのは2023年まで男性のみでしたが、2024年から女性の参加が認められるようになりました。
斗彩会 渡瀬由子会長:
「最高です。これからも参加する女性が増えていくといい」
今年の祭りの主役「神男」に選ばれたのは、稲沢市の会社員、加藤稜大さん26歳です。幼い頃からはだか祭に参加していて、神男になるのが夢だったという加藤さん。無事にゴールの儺追殿(なおいでん)にたどり着くことはできるのでしょうか。
はだか祭りは「神男」に触れると厄払いができると言われていて、10日午後4時には2024年より480人ほど多い、約8000人のはだか男たちが集まりました。祭りのクライマックスは、下帯姿のはだか男たちが「神男」目掛けて激しくぶつかり合う「もみ合い」です。
午後5時にはすでにかなり激しいもみ合いとなり、掛け声が大きくなっていました。大勢のはだか男の渦の中に坊主頭の男性が。2025年の神男の加藤亮太さんです。神男は身を守るために体をかがめて進むため、カメラからはなかなか顔が確認できない状況でした。
大勢のはだか男たちに向けて浴びせられる手おけの水は、もみ合いの摩擦によって瞬時に湯気に。そして儺追殿の前でも、はだか男たちが腕を組んで待ち構えます。
神男は午後4時31分に参道に登場し、儺追殿から数十メートルの地点にたどり着くまで50分以上も経過。神男がいる渦の中心がどこか判断できないぐらいの盛り上がりでした。
最後は儺追殿の入口から白い法被を着た人たちが群衆に飛び込み、午後5時半頃に新男を引き上げて入殿しました。
(2月10日放送「5時スタ」より)
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