第30回2025おきなわマラソン(主催・中部広域市町村圏事務組合、琉球新報社、沖縄テレビ放送、沖縄陸上競技協会、県総合運動公園指定管理者トラステック)が16日、沖縄市の県総合運動公園を発着点に開催された。
マラソンは雨が降る中でスタートした。後半にかけて照りつけるような日差しがランナーを苦しめたが、沿道の応援を受けつつ懸命にゴールを目指した。
大会はフルマラソンに7949人、10キロロードレースに2225人の計1万174人が出走した。フルマラソンは制限時間の6時間15分以内に計6046人がゴールし、完走率は76・1%。10キロロードレースの完走者は1474人で、完走率は66・2%だった。
マラソン男子は瀬戸大二朗(22)=埼玉県=が2時間29分36秒で優勝し、女子は鈴木絵里(40)=秋田県=が2時間53分51秒で制した。10キロロードレースの一般男子は黒田雄紀(29)=埼玉県=31分15秒、一般女子は安里真梨子(37)=豊見城市=が37分22秒で1位だった。高校男子は桃原昂煌(16)=那覇市=が32分52秒、高校女子は玉城祐希(18)=那覇市=が39分17秒で頂点に立った。