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兵庫・斎藤知事の疑惑めぐる報告書案 「パワハラの可能性」記載 維新の主張は削除【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年2月23日)

ANNnewsCH 23,070 1 week ago
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 兵庫県の斎藤元彦知事について百条委員会は、知事の言動などはパワハラ行為とみなされる可能性があるという内容で基本合意する見通しとなりました。 ■維新県議“情報漏洩”次々と 斎藤知事 「公益通報の法要件には該当しないというふうに認識しています」  去年6月に設置され、斎藤知事のパワハラ疑惑などの調査を続けている、兵庫県の百条委員会。今月21日に行われた協議会では、厳しい批判の声が相次ぎました。 自民党 黒川治県議 「この半年、7カ月議論を闘わせてきた我々に対する裏切り行為。許しがたいことと思う」  矛先が向けられたのは20日、百条委員会を辞職した2人の日本維新の会所属の県議です。2人は、「NHKから国民を守る党」の立花氏に“非公開”や“真偽不明の情報”を提供していたとされています。 維新 増山誠県議(インターネット配信番組から) 「端的に言いますと、10月25日の片山元副知事の発言を録音して立花氏に渡したのは私です」  増山県議は、非公開で行われた百条委員会の証人尋問を記録し、音声データを立花氏に渡していました。さらに…。 日本維新の会 岸口実県議 「やはり軽率だった部分というのは、何とも申し開きようがありません」  岸口県議は、選挙期間中に立花氏と複数人で面会。1月に亡くなった元県議らが知事の失職を狙った黒幕だといった内容を含む、真偽不明のいわゆる“黒幕文書”が立花氏に手渡されたことを認めました。 日本維新の会 吉村洋文代表 「選挙にどこまで影響を与えたのかは分かりませんけども、彼らがルールに反しているということは事実ですから、するべきではなかったと思います」  この2人のほか、さらに3人目の情報漏洩(ろうえい)疑惑が浮上。維新の白井孝明県議は、「自分が知っている噂レベルの話を立花氏に伝えるために連絡を取った」ことを認めました。 白井県議 「おそらく私の知りえていた情報よりも立花氏の方が詳しかった。私が持っていた情報に関しては、情報源にはなっていないと思います」 ■報告書案に「パワハラの可能性」記載  21日、百条委員会では改めて調査報告書の素案が協議され、その内容が明らかになりました。  斎藤知事のパワハラがあったかどうかについては…。 調査報告書の素案 「知事の言動は、パワハラ行為とみなされる可能性がある」  亡くなった元局長に対する県の対応については…。 調査報告書の素案 「不適切な対応で、公益通報者保護法違反である」  18日の時点では、維新の会の主張で、パワハラ疑惑は「司法判断にゆだねるべきだ」、告発者への対応については「違法とまでは断言できない」と素案に併記されていました。しかし、21日は一転、素案からこれらの文章が削除されました。  調査報告書は、来月上旬のとりまとめを目指しています。  斎藤知事のパワハラと、公益通報者保護法違反が認められた場合、兵庫県政はさらなる混乱に陥る恐れがあります。  パワハラ問題について専門家は…。 若狭勝弁護士 「政治的道義的に影響があり得ると思いますけど、ただ知事選で当選しているという重みを考えると辞職に追い込まれるというような影響には至らないのではないかと思う」  公益通報者保護法違反について。 若狭弁護士 「少なくともこれがいわゆる発端になっているわけですから、すべてのね。法律違反、しかも罰金になるような話をしていたということになれば、他の議員からは辞職要求というのは出てきてもおかしくはないと思います」 (「グッド!モーニング」2025年2月23日放送分より) [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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