兵庫県の斎藤元彦知事に関する告発文書問題で、ＮＨＫ党の立花氏に情報を提供した維新所属の県議について、党の県組織は２月２４日以降、党紀委員会を開き、処分を検討する方針です。
維新所属の岸口実県議と増山誠県議は、斎藤知事を応援する目的で知事選に立候補していたＮＨＫ党の立花孝志氏に、今年１月に死亡した元兵庫県議を「印象操作の黒幕」などとした文書や、百条委員会が非公開で行った片山安孝元副知事への尋問の音声データなどを提供したと認めました。２人が提供した情報は知事選の期間中、立花氏によってＳＮＳ上で公開・拡散され、斎藤知事の再選に影響を与えたと指摘されています。
（日本維新の会 岩谷良平幹事長）「結果的にその２馬力選挙なるものが大きく選挙結果に影響を及ぼしたかもしれない。維新の県議が濃淡はあるが関与したということに関してはきわめて遺憾」
増山県議はすでに離党届を出していますが、維新の県組織はこれを受理せず、２４日以降の党紀委員会で２人への処分を先行して検討する方針です。
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