【エレベーターで男性死亡】「かご」ない状態で扉から転落か 一方で「乗り場のドアだけ開くのは本来ありえない…不可解」と専門家 一体何が起きた?【解説】(2025年3月3日)
2月27日、神戸市の商業ビルで、エレベーターが上下する空間の底で男性が倒れているのが見つかりました。男性は芦屋市の医師・田中翔さん(31)で、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、田中さんが発見される1時間前、カラオケ店が入る4階でエレベーターの扉が「かご」がない状態で開いていることに店員が気づき、設備会社に連絡。その後、作業員が到着し調査をしていたところ、エレベーターの地下1階部分にあおむきに倒れている田中さんを見つけました。発見当時、かごは3階あたりで停止していたということです。
田中さんは知人らとカラオケ店を利用した後、1人で部屋を出ていったということです。田中さんの死因は背中を強く打ち、肺の中に血液がたまったことによる「血気胸」で、警察は田中さんが4階から転落したとみて調べています。
そうした中、3月3日に現場で国土交通省の調査が始まりました。事故調査部会はエレベーターの状況などを確認するとともに、関係者への聞き取りを通じて調査を進める方針です。
今回の事故はなぜ起こったのか…考えられる可能性について、日本エレベータ保守協会・理事の田中陽一さんに聞きました。
(2025年3月3日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)
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