今回は今まで巡った廃線跡で、かつては駅を中心に形成された街(市街地、集落)が消滅、もしくは著しく衰退してしまった場所を駅跡を中心に紹介していきます。
24回目の今回は北海道釧路市(旧音別町)の根室本線 尺別駅跡(2019年旅客営業廃止、信号場へ降格)と尺別鉄道 新尺別駅跡(1970年廃止)です。尺別炭鉱からの石炭輸送で賑わいましたが、系列の茂尻炭鉱でガス爆発事故により親会社の雄別炭鉱の資金繰りが悪化、系列の炭鉱は全て閉山し雄別炭鉱は解散しました。約5,000人が住んでいた尺別地区も、一方的に退去を命じられ音別町最大の市街地であった新尺別の街も消滅しました。
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国土地理院HP:https://www.gsi.go.jp/top.html