1984(昭和59)年4月にデビューしたXJ400Z-Eのカタログを周辺情報と合わせて紹介します...
水冷化された4気筒モデルのXJ400Zシリーズが強化され、
認可されて間もないハーフカウルモデルのZ-Eが追加されました...
デビューした1984年4月にはすでにHONDAが58PSのCBR400Fを投入、
SUZUKIもGSX-Rで59PSを達成、
スペックでYAMAHA4気筒は劣勢となりました...
1984年当時、中型ライダーの興味関心は最高出力もさることながら、
レーサーレプリカモデルに移行します...
Z-Eの発売時にはすでにFZ400Rがデビュー間近で、間もなくレプリカ市場に参陣しました...
新時代の中型400市場が幕開けする中、
初の水冷4気筒XJZシリーズは閑かに勇退、
1990年代に空冷に戻ったXJRシリーズとして復活します...
カタログはA4二つ折り6ページ、
HY戦争で疲弊した時期の状況を表しているかのようです...
※本作の情報は当時のカタログ現物と下記を参考、引用しています.
ヤマハ発動機(株)公式サイト「ヤマハニュース」(https://global.yamaha-motor.com/jp/)
ヤングマシン(https://young-machine.com)