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“鉄鋼・アルミに25%のトランプ関税”日本の輸出企業に打撃か 「鉄筋住宅」「自動車」「大きな家電」を購入しやすくなるメリットも?

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アメリカのトランプ大統領は、輸入する全ての鉄鋼とアルミニウムに25%の関税を課す意向を表明。 鉄もアルミ製品も身近なものですが、私たちの生活にはどんな影響が出るのでしょうか。 鉄鋼に注目して見ていきます。 アメリカが主に輸入をしている国トップ3はカナダ、ブラジル、メキシコ、そして6位に日本ということで、こういった国々から輸入をしています。 仮の話ではありますが、関税が25%になった場合、世界でどんな動きが出るのでしょうか。 第一生命経済研究所の永濱利廣氏によりますと、関税が高くなると鉄鋼や鉄鋼で作られた商品も高くなるといいます。 すると、アメリカ国内で商品が売れる量が減ってしまい、売れないから輸入量を減らそうということで輸出企業に打撃となり、もちろん日本の輸出企業にも打撃があるだろうと話していました。 でも実はこの関税25%、デメリットだらけと思いきやメリットもあるかもしれません。 なぜメリットがあるかもしれないのか、第一生命経済研究所の永濱利廣氏に聞いたところ、本来アメリカに輸出されていた鉄鋼やアルミが余ってしまうと、余った分、安い価格で日本に入ってくるのかもしれないということでした。 具体的に価格に影響しそうなのが、鉄やアルミを多く使っているものです。 鉄筋住宅や自動車、大きな白物家電みたいなものが、もしかすると比較的買いやすくなるかもしれないということでした。 もちろん買いやすくなりそうとは言いましたが、安くなった鉄やアルミが入ってきても、同時に燃料価格や人件費の高騰も今進んでいるため、今より安くなるとまではいかないけれども高くなりにくくなる、いわゆる“価格上昇ペースの鈍化”にとどまる可能性が高いという話を永濱さんはしていました。 FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/

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