1月27日に店舗で火災があった西和賀町唯一のスーパー「オセン」について、店は28日火事で、すすが付いた商品を無料で配ったり店内の掃除をしたりして、一日も早い営業再開へ向け動き出しました。
西和賀町のスーパーオセン湯本店は、27日未明に総菜の調理場から出火したとみられる火災で店舗が半焼しました。
28日は朝から従業員たちが店頭に並んでいた商品を外に運び出して店内の掃除をするなど復旧作業に追われていました。
店は廃棄処分となった商品のうちお菓子や調味料といったドライ食品や生花を、来た人に無料で配布していました。
オセンは西和賀町では唯一のスーパー。午前10時から2時間ほどで大半の商品がなくなり、町民からは感謝と応援の言葉が聞かれました。
町民
「すすが付いたくらいだから大丈夫だと思う。廃棄っていうことになると思うが、それを地域に還元したってことはいいことだと思う」
「町で一つのスーパーなのでどうなるかと思った。1人で住んでる人もいるだろうから、絶対なくしてほしくない」
スーパーオセン 小笠原東社長
「『ありがたい』しかない。迷惑かけてるのにここまでしてもらって。できるだけ早く再開して迷惑かけた分を返していきたい」
オセンは今週中に営業を再開したいとしています。