来年卒業する大学生などを対象にした会社説明会が今月1日解禁され県内でも就職活動が本格的に始まりました。高崎市では、県内企業なども参加した合同説明会が開かれました。
高崎市のGメッセ群馬で開かれた合同説明会には県内企業を中心に126社が参加しました。政府が定めた就職活動のルールではおととい3月1日が新卒採用の会社説明会の解禁日です。学生は各企業のブースを回りメモをとるなどして熱心に耳を傾けていました。
一方で、人手不足を背景に企業の採用意欲は高く、ことしも学生優位の「売り手市場」が続いています。企業の担当者は初任給の引き上げや育休の取得率、奨学金の返済支援など福利厚生の充実で働きやすさをアピールしていました。
また、説明会の担当者によりますと他社に先駆けて学生を確保しようと前倒しをして選考を進め内々定の時期を早める県内の企業も多く人材確保の動きが広がっています。
リクルートの就職みらい研究所の調査では先月1日時点で約4割の学生が少なくとも1社の内定を得ているということです。