25g固形燃料一つで、500mlの湯を沸かし3分煮込むインスタントラーメンを作る方法です。
*ポイント1:固形燃料の分割:
「クッカーは外気によって冷やされている」という事を意識して対策を考えます。
弱い火力のままで時間が掛かれば掛かる程クッカーの冷やされる時間も長くなり、必然的に熱効率が悪くなりお湯が沸きにくくなります。
従って、可能な限り強い火力で短時間の内にラーメン作りを終える方が熱効率的に有利という事になります。
その対策が「固形燃料を分割することによって気化面積を増やして火力を強める」という方法です。
*ポイント2:五徳風防:
固形燃料の燃焼熱をクッカー底に少しでも長い時間留められる形状の五徳が必要となります。この対策は、ジェットボイルのクッカー下のラジエターフィン構造と同じ考え方となりますが、それをより簡単に効率よく実現したものが今回用いた「五徳風防=風除け板で制作」です。
*季節や気温・水温・風等でその可否が違ってきますので「一つのアイデア」として頭の片隅にでもお留めいただければと思います。
*挿入曲:甘茶の音楽工房 様からお借りしました。
https://amachamusic.chagasi.com/
【日々、備えながら楽しみ 楽しみながら備える。心穏やかにして 常識を疑う】
那須高原(標高580m)から発信中。
by ゆとりありすと