大晦日です
世間は年末の雰囲気をぷんぷんさせてるだろうが、ネパールではただの月末というだけで何もイベント事があるわけではない、そして1月1日は何事もなく月が替わって通常の日々が始まる
朝のアラームを6時にしておいたが、朝の5時にムケスが起こしに来る
Why!?早いだろ、今日はもうゆっくりでよくないか!
とりあえず寝袋から出ずにも30分くらいもぞもぞする、ただすでに起きてたのでなんでもなかったんだが、とりあえず6時くらいまでノンビリ部屋に居ても特に呼びに来るわけでもない!おい!6時でいいだろ!
ただというか理由がわかった
ここからジリまではバスが出ている(初めて歩いた頃は道はできてなかったが今は全部通じてるらしい)そこでバスの出発時間が6時15分だから急げ!って事だったらしい、バスに乗るのはムケスとチエミだけだ、あと3人は歩く予定
朝ご飯を作ってもらってる間にムケスがバスの発着場へ行くと
なんとバスは予約しないと出ないよ、この村にバスが来てないから今日は動かないぞ、って事らしい
どうやら道はできても使う人がほぼいないから定期便にしても意味ないって事だろう
ムケスとチエミはガッカリしてみんなで歩く事になった
仕方ないので俺が多めに荷物を担いてあげる事にした
朝ご飯を食べ終えて急ぐわけでない旅路へ
道はバスが走れるくらいなのでいい道だ、もちろん舗装はされてない
今日は楽に歩けるかと思ったが甘くはない2度の山越えをしないといけない
昔歩いたときは軽荷で若かったのでスキップしながら歩いてたが歳と荷物の重さで辛い
3時間ほどでBHANDARの村の手前標高2200mあたりの村で昼食を取る
叔母さん一人なので米か麺のどっちかにしてほしいと
もちろん米の方を選んで卵シャーハンはガーリックチャーハンにガーリックスープを頼む
味はほんとにシンプルで優しい感じの味付け
日本の濃い味付けからはかけ離れてるが歳取った今となってはこれがお腹に丁度いい
陽気なおばさんのティーハウスを出てから次の山のピークBHANDARを目指すが
そびえて立ってる山を登るのかと思うとウンザリする
これじゃ完全に登山だよ、まったく。
その山も1時間半でのぼりきりBHANDARの村に着くと小屋がすべてカラフルで綺麗だ、その中の1軒がお寺のような雰囲気の小屋だった3階建ての小屋には一部屋一部屋すべてに飾りが飾ってあり絵も家全体に竜の絵などが描かれてる
素晴らしく綺麗で一発でこの小屋が気に入った、中から出てきたおばさんも陽気でいい
ここで泊まりたいな、1人なら断固としてこれ以上歩かない、ここで泊まる
そうはできないのでここでお茶タイムにして小屋を見させてもらう
2階にはトレッキングシューズが干してあるので誰か泊ってるのだろう
この小屋があまりにカラフルなので隣の小屋も向かいの小屋も負けじと綺麗に外壁を縫っている、相乗効果というやつだろうか村全体がいい雰囲気だ
ここのおばさんとスシルがまたしても知り合いらしくベラベラベラベラずっと喋ってる
あとはここから山を下った先にあるシバラヤという村まで行くだけだ
この村も思い出がある初めてエベレストクラシック街道を歩いたときに一番最初に泊った宿がこの村だ、あの時はジリから歩いて昼前にこの村に着いたがたまたま立ち寄った小屋の店主と話をしてたら午後から雨だが泊まったらといわれ、いい村だし泊まる事にした、そこでいい出会いがあり沢山村の人と写真を撮った
そんな思い出の村へ着くと数十件の山小屋がある、スシルおススメの宿はどこだと思ったがなんと数十件の中から前回私の泊った宿がスシルの友達の宿だった
昨日といい今日といい偶然が多い、ミラクルだぜ
店主に昔の写真を見せて昔話をした、その時写ってた店主の小さな子供も今では大きくなってた
明日は新年だぞ
↓ 三人分の宿代と食事代(移動に使ったバスやジープは含まれてない)
12/29
ジュンベシ宿代5190ルピー
12/30
ピケピーク宿代5000ルピー
お茶代150ルピー
昼食代150ルピー
12/31
キンジャ宿代3450ルピー
朝食代900ルピー
お茶代120ルピー
昼食代2210ルピー
ペットボトル飲料代540ルピー
1/1
シバラヤ宿代4750ルピー
お茶代90ルピー
昼食代1180ルピー
出費合計23730ルピー
合計約27000円
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