MENU

Fun & Interesting

【子宮けいがん】再発・転移で“余命3か月” 年間3000人死亡 「ワクチン打って」

日テレNEWS 591,414 2 years ago
Video Not Working? Fix It Now

芸能プロダクション社長の井出智さんは、「子宮けいがん」が再発、転移し、去年10月、余命3か月と告げられました。 井出さんは、子宮けいがんになる女性を減らすため、自らの経験を発信したいと考え、今年1月、比較的体調のいい日に友人たちが撮影を準備しました。 ――痛み止めか何かですか? 井出智さん 「しゃべっている間に痛くならないように飲んでおこうかなと」 井出さん 「『子宮けいがん』というワードしか知らない。それが自分に関わる大事件だとは思っていなかったので、とてもおなかが痛くなって、生理痛のひどいのかなと…」 井出さんは4年前、マネジャーとして10数人のタレントを担当していました。激しい腹痛がありましたが、仕事が忙しく受診できず、数か月後に検査すると、「子宮けいがん」と判明しました。 井出さん 「早く体が出した信号に、気づいてあげればよかったな」 8時間に及ぶ手術と抗がん剤などで治療は成功しました。井出さんはその後、芸能プロダクションを設立しましたが、その3日後、がんの再発と転移が見つかりました。 井出さん 「再発しちゃったんだ…、どうしようと思って…」 俳優たちはやめずについて来てくれました。しかし、去年10月には治療法がない状態になりました。 井出さん 「リミットはあるようでないと思っているので、でも、あるから急いでやらなきゃいけないんですけど、この声がいろんな人に届いたらうれしいな」     ◇ 日本では毎年、1万人以上が子宮けいがんと診断され、約3000人が亡くなります。子宮けいがんの主な原因は性行為で「ヒトパピローマウイルス」に感染することですが、その感染を防ぐためのワクチンがあります。 「子宮けいがんワクチン」は、性行為をする前の年代、小学6年生から高校1年生相当の女性を対象に、定期接種として無料で接種できます。10年前、このワクチン接種後、様々な症状が出たとの訴えを受けて、国は一時的に接種を“積極的に呼びかけること”をやめました。 去年4月、“呼びかけ”を再開。2022年4月から9月までの間で、1回目の接種率は約30%にまで上がりましたが、海外の80%に比べると低い状態です。 今月、「子宮けいがん」の原因ウイルスの約9割を予防できる、「9価ワクチン」の無料接種が始まりました。1997年度生まれまでの女性も今なら無料で接種でき、子宮けいがん予防は新たな段階に入っています。 井出さん 「ワクチンを打てば救われる命だったら打たない手はないと思う」 「みんな検診行ってね、ワクチン打ってね、体が一番資本だよ」 インタビューから2か月半、井出さんは今、非常に厳しい状態だということです。 (2023年4月10日放送「news every.」より) #子宮けいがん #子宮けいがんワクチン #無料接種 #日テレ #newsevery #ニュース ◇日本テレビ報道局のSNS Facebook https://www.facebook.com/ntvnews24 Instagram https://www.instagram.com/ntv_news24/?hl=ja TikTok https://www.tiktok.com/@ntv.news Twitter https://twitter.com/news24ntv ◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS HP https://news.ntv.co.jp

Comment