アクリル絵具での制作、
水性キャンバスに、アクリルエマルジョンで色彩を重ねていくわけですが、
レイヤーを乾くまえに色彩を重ねていくことによって、一つのグリッドの中の平面に、躍動感を与えながら、全体とのバランスとっていきます。
アクリル絵具は、乾くのが早いため、乾かしながら制作すると、やり直しが効かなくなり、表現が歪なものになりがちなので、急いで重ねるか、メディウムで乾燥を遅らせる必要がでてきます。
アラプリマという油絵の即興描きから、応用するもので、ペインタリーな色彩描法の練習になると思います。
できればキャンバスは立てて描くべきですが、
映像化のために、平置きして制作しています。
演習2のごとく、壁に、身体と同じような大きさで取り組むのが、本来の抽象画家の訓練です。
平置きした時には、平面の意味が違ってしまいます。それはまるでアメリカン絵画のジャクソン.ポロックのように、アニミズムをキャンバスの中に投影することになります。
#色彩 #art #abstract #クレー